屋根下地工事に入ります。
垂木軒先などは風に吹き上げられる場所なので釘打だけではなく金物を使って補強します。 屋根下にも合板を張りますので小屋組みが動かないように固定する雲筋違や小屋束も昔ながらの方法では梁につなぎとめることができません。そこで柱を固定する金具などをつかいガッチリ固定します。 小屋組みが完成しました。 あまりご覧になったことがないかもしれませんが床下に設置する穴あき塩ビ管です。 これはファンをつかって床下の空気を循環させるための措置です。 梁同士が抜けたりしないように各所を金具で固定します。 昔ながらのホゾやアリ、カマなどの継ぎ手加工だけでは大地震時には強度的に不十分なようです。 天窓を取り付けました。天窓上部に雨水などがたまらないようにジャンプ台なども作らなくてはなりません。 梁に饅頭のようなものがくっついているのはボルト穴にウレタンフォームを注入した部分です。 後で出っ張りは切り落としますが、ボルトの金属から冷えが伝わり結露などを起こさないようにするためです。 建物内部も断熱材を吹き付けますのであまり心配はないのですがこれも念のための措置です。 野地板を張り・・・ 防水ルーフィングシートを張りました。 屋根下はこのようになっています。 屋根裏部屋やロフトなどを作る場合は屋根面で断熱しますが今回は天井がフラットですからこの合板の下で吹き付け断熱をおこない、さらにこの合板の上に断熱材を敷きこむという2重の断熱になっています。
by zaxhuji
| 2009-04-23 23:11
| 建築
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