いよいよ土台敷きです。出来上がったコンクリート基礎の上に土台を敷きこむための墨を出してゆきます。
この際、基礎断熱の上端にはシロアリが突破できないよう専用のシートをかぶせます。 北東北ではシロアリ対策は義務付けられていませんが最近はこの基礎断熱のスタイロフォームの中を通ってシロアリが進入してくるケースが報告されていますので念のためです。防蟻材入りの断熱材などもあります値段が3倍以上することや人へのホウ酸の影響などもいわれていますのでこうした手法をとります。 土台にアンカーボルトの位置のしるしをつけ、穴を開けます。 土台の下に隙間が出来ないように気密パッキンを張った上で青森ヒバの土台をすえつけます。 青森ヒバは耐久性も高く唯一ヒノキチオールを含んでいる材種なのでシロアリ除けにもなります。 構造材や補足材の受け入れをします。 1階を建ててゆきます。 住宅地の中なので静かな電動クレーンを使用します。ラフターなどの一般的なクレーンと比べて比較的狭い場所でも設置できるので助かります。 ホールダウン金物なども配置しておきます。 今回はNCマシンによるプレカット構造材です。 手で加工するのと比べると一長一短ですがコストが安いことが第一です。 プレカットといえども精度はその工場にゆだねられておりよく「プレカットだから高精度」という宣伝をする会社がありますが、機械をランニングする上でスリップしたり、セット誤差があったり、加工にはやはり職人技が要求されます。 工場も選ばなくてはなりません。 1階が立ち上がりました。 間直しとよばれる縦横のひずみを修整して仮すじかいで固定して完了です。
by zaxhuji
| 2009-04-17 23:39
| 建築
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