|
ほぼ工事が完了したところで(細かい部分がちょっとのこっているのですが)お約束の気密測定のホルムアルデヒドの有害物資濃度の測定を行いました。
1階2階の主要な部屋でホルムアルデヒドの濃度測定を行います。 1回30分ほどかかります。 簡易測定ですが使い捨ての試験タブにポンプで空気を噴きつけ、色の変化を測定することで空気中の濃度を測定します。 ![]() ![]() 厚生省の基準が0.08ppmですから合格です。 もっとも0.01ppmという測定値は検出されなかった場合に出る値ですので、ほぼなかった、ということができるでしょう。 ![]() 気密測定は家中の隙間をかき集めて実質延べ床面積で割った値をC値として表示します。 ファンで屋内の空気を排出して、外と中の気圧差をはかることで隙間を測定します。 高気密住宅の基準はC値2.0以下、ですが、今回の結果は・・・C値0.54でした。 まずまずですね。 ![]() ![]() ※ 細部の紹介はお施主様からご許可をいただいておりましたが、これ以上は間取り他、プライバシーにかかわるため全体的内部完成写真などの公開は控えさせたいただきますので一応これでブログは終了します。
設備や建具を取り付けています。
電気温水器は屋内に設置するのがBESTです。 ![]() スラブ暖房用の深夜電力電気ボイラーです。 1升ビン2本程度の大きさのヒーターで床下全体を暖めてしまいます。 もちろん日中も追い炊きは可能ですが、スラブコンクリートの熱容量が膨大ですから、暖めるにも時間がかかる代わりなかなかさめないようです。 ![]() システムキッチンの取り付けはメーカーの直接工事になります。(タカラの場合ですが) ![]() 天窓下につく光障子です。 薄いアクリルの板が貼ってあります。 ![]() ![]() 和室の建具のたてつけです。 右は仏間建具の4枚折り戸ですが、普通の建具と違って吊り込みはちょっと大変です。 ![]()
いよいよ内装クロスを貼り始めます。
現在ではホルムアルデヒドなどの有害物質を極力放出しない規格が定められていますのでもちろんそうした接着剤やクロス材などを使うわけですが、人によっては過敏な方がいますので絶対アレルギーがでないとはいいきれません。 ただし、自然界にある素材をつかった内装材をつかっても極微量にそうしたものは出ている場合もあり、実際には「やってみなければわからない」というのも事実です。 またそうした天然素材は一般的な建築材料と比較すると数倍コストがあがるのが普通ですから特にアレルギーがなければ最初からそうした選択をしなくても十分なような基準に現在ではなっている、ということもいえるようです。 ![]() ![]() ![]() ![]()
左官とタイル工事です。
和室京壁の下地塗りは十分乾燥させなくてはならないので時間がかかります。 ![]() ![]() 玄関ポーチのタイル下地塗り・・・。 この下地モルタルはあまり強固につくってしまうとタイルとの膨張係数の差でタイルが裂けてしまうことがあるため、わざと膨張に追随するよう弱めに錬ってモルタルを作ります。 微妙な加減が必要です。 タイル自体は寒冷地でも使える磁器タイルですがもちろん永久的にもつものではありません。ただしここは屋根がかかっていますので直接雨が当たりませんから比較的長持ちしそうです。 ![]() ![]() # by zaxhuji | 2009-06-24 22:01
ひきつづき細かいところの造作工事です。
掘り炬燵の部分の工事。炬燵縁を取り付け、床を作ります。 床下が暖かいですから、その空気を取り入れることができるように有孔板で内部の壁を作ります。 ![]() 鏡の取付。さらに接着剤で貼り付けます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 屋外のガラス部分ですが、強化ガラスです。これは現場で裁断とか加工ができませんので採寸の上関西の工場に発注して送ってもらったものです。 後日飛散防止のフィルムを貼ることになります。 ![]() # by zaxhuji | 2009-06-20 21:50
仮設足場がはずれ、全容が見えています。
内部の造作も各部で進行中。 これからは、全体的に各部を仕上てゆくことになりますのであとは職人の腕が仕事の進行を左右することになります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
壁や天井の下地となる石膏ボードを張って行きます。
だいぶそれらしくなってきました。 外壁の中の断熱材が石膏ボードで隠れてゆきますが、予定以上に厚く充填してあるのが改めてわかります。 ![]() 2階の物入れ天井の点検口です。 物入れの天井と、その上にある小屋裏床に2重に点検口をつけていますので2つあけて小屋裏にもぐりこむことになりますが、もちろん普段はつかうところではありません。 ![]() 壁のかどがちょっと出っ張っているのはこの中に1階床下につながっているダクトが通っているからです。 ファンにより床下の空気が2階に送られるようになっています。 ![]() 窓廻りや階段の壁ができてくるとそれらしくなってきますね。 ![]() ![]()
外壁にダクトのためのフードを取り付けたり、24時間換気システムの本体を取り付けたり。
階段もやっとつきました。 ダクトや換気扇の外部フードは雨などが隙間からはいってこないようにしっかりシーリングします。 ![]() 階段の裏あて補強などを取り付けます。ただの段板だけではギチギチ床鳴りしたりたわんだりすることがあります。 ![]() 2階の24時間換気システムの本体です。熱交換型1種換気ですから屋内の熱をできるだけ逃がさないで換気をすることができます。 ![]() ![]() 天窓の部分の吹き抜けを石膏ボード張りしたところですが、一番下にはアクリルの光障子がつきますので内部は見えなくなります。 契約ではこのまま石膏ボード張りのままなのですが、サービスでクロスを貼って仕上ることにしました。 ![]()
外壁が大方張り終わりました。 ちょっと足りなくなった材料待ちの状態です。
![]() 内部の窓枠を取り付け、2階の天井とフローリングを張りました。 ![]() 最近は窓枠も取り付けないで壁クロスで巻き込んでしまうという現場が多くなっているようですがもちろんコストダウンのためです。 天井の廻縁や巾木もコストダウンのために省略してしまうところもあるらしいです。 ![]() 天窓の吹き抜け部分の断熱の状態。 ![]() これから階段や天井の廻縁などを取り付けると2階の下地部分が完了となりますので1階におりて1階の造作に入ってゆきます。
外壁を張っています。
外張り断熱のスタイロフォームの上から透湿防水シートを張ります。これはその名のとおり湿気はとおすけど雨は遮断するというシートで、デュポン社のタイベックシートが一番最初だったため業界ではタイベックといえばこのシートのことを指す代名詞となっています。 シートの重なり代なども決められていますのでそれに従い貼ってゆきます。 窓廻りなどは特に雨水が入りやすいところなので、防水ブチルゴムテープを貼り、その上からシートをかぶせるように圧着します。 ![]() そのシートの上から外壁を張るための下地胴縁を打ち付けますが、空気が流れる層をつくるためところどころに切れ目を入れてわざと隙間を作ります。 ヘタクソな大工が作ってるとこの下地部分がちゃんと平らにならず外壁がうねって仕上がるということもありますが、「通りを押さえる」といいますがまっすぐになっているか横からも縦からもにらみます。 ![]() 外壁のサイディングを張ってゆきます。 目地や窓周りなどはバックアップ材を必ず入れるのですが、これはあとからコーキングをしたときにサイディングと下地壁が同時にくっついてしまうと建物や外壁の動きに追従できずシールが切れてしまうことがあるため、3面接着を避ける、というのが基本になっているためです。 ![]() このコーキングの目地巾もちゃんと決まっていて、これを守らないとコーキングがはがれたり切れたりします。 もっともこのコーキングもゴムですから永久に持つものではありません。 数年に一度は点検する必要がありますが、もしこの部分が傷んで雨水が入ったとしても建物の壁内部には簡単には入らないようにちゃんと処理しているというのが重要になってきます。 ![]() ![]() ![]()
外張り断熱と内側の充填吹き付け断熱工事をおこなっています。
外周部の構造用合板の上からスタイロフォームの外張り断熱を行います。 継ぎ目はあとから気密テープでふさいだりしますがその上からさらに防水透湿シートを張りますので、外壁・通気層・防水透湿シート・スタイロフォーム・構造用合板・アイシネン吹き付け断熱の6重構造となります。 このうち、外壁、シート、スタイロフォーム、アイシネンは水を通しませんので4層の防水構造にもなっています。 ![]() 壁の内側に吹き付けたアイシネンの断熱材です。 アイシネンはカナダで開発された発泡断熱材で、経年変化がほとんどなく、柔軟性があり、湿気を通さない、小さな隙間にも入り込み隙間風を防ぐ、など非常に優れた断熱材です。その他にもいくつかの利点を持ち、現段階では最高の断熱材のひとつであることは間違いありません。 ![]() 壁に最低60ミリ以上吹き付けることを指定していますが人間が手作業で調整しながら施工しますので実際には80ミリ前後の厚さになっているようです。 天井上、梁下には100ミリ以上で吹き付けます。 ![]() ![]() 昨日小屋裏に抜ける点検孔の下地を作っていた部分です。ここも周囲はアイシネンで吹き付けます。 点検孔部分は後でスタイロフォームとグラスウールで断熱します。 ![]() 天井上・梁下にアイシネンを吹き付けましたが、その上にはさらにグラスウールを200ミリ敷きこんでいますので合計30センチ以上の断熱をしていることになります。 アイシネンだけで厚く断熱してもいいのですが、グラスウールと比べると値段が3倍前後になりますので、気密と防湿のために第一層としてアイシネンを吹き付け、その上にグラスウールで断熱することで同等の性能のままコストダウンをはかっています。 ![]()
ゴールデンウィーク前になんとか外回りをふさぐところまでいきましたので、内部の断熱やら、天井上の逃げ工事などをしています。 また今日は住宅センターによる2回目の中間検査がありました。
熱交換式の第一種換気設備を行いますので、天井上に集中換気システムを設置します。 そのために各部屋にダクト配管をして空気の流れが十分にいきわたるようにしなくてはなりません。 ![]() 熱交換型換気システムといってもまだまだその効率は100%ではありません。 スティーベル社の換気扇等が効率が高くて外に熱を逃がさないことはしられていますが、値段が高いことも知られています。(^^; 国産換気扇と比べると2倍程度のコストになりますのでまだまだどこでも使えるというわけには行かないようですが、いずれにせよ換気した際に若干冷たい空気が入ってきてしまいます。そのためこのようなダクトは断熱ダクトを使わないと結露する恐れがあります。 ![]() 右側のアルミダクトは断熱されていませんが、これは屋内の空気を循環させるためのダクトですので結露の恐れがないためです。 ![]() 小屋上に上がれるように点検孔の下地をつくっているところです。梁部分で吹き付け断熱をおこなうため、前もってこのような部分は作っておかなくてはなりません。 ![]() 検査員の方が念入りに写真を撮りながら各部を確認してゆきます。小屋裏や補強金物、耐力壁の位置、柱の太さの測定、釘打ちのピッチなども計ってゆきます。 こうした検査機関はいくつかありますが、住宅センターはとてもまじめですね。ひとつの現場にかける時間も随分長い、と他の検査機関を使っている他社さんからよく言われます。 なにも問題なく検査は合格でしたが、検査員の方は「これほど厳重に気密・断熱をおこなっている現場はなかなかない。今度自分の家も断熱リフォームしたいので後で相談にのってください。」といって帰ってゆかれました。 (^^) ![]() 1階・2階の取り合い部分や天窓部分の断熱などもおこなってゆきます。実は今日からアイシネンの吹き付けが始まりましたので、間に合うように大急ぎです。 ![]()
サッシが入荷しましたので窓枠を取り付けてゆきます。
和室の窓などは内側に木製の障子なども立つため、柱の外側に取り付ける「外付けサッシ」という形式になります。 その部分までは木が見えてきますので枠材も当然カンナをかけて仕上げたものを取り付けます。 ![]() 洋室部分は柱の内側にサッシが取り付けられる「内付け」または「半外付け」という形式になるのですが、現在ではほとんどが外壁に通気層があり、なおかつ外張り断熱になっていたりするものですからサッシは5センチ程度柱の外側にオフセットして取り付けられるため「半外付けサッシ」の形式になります。 ![]() 外側もこのように一旦木枠を柱の外側の外壁下地に取り付けた後、それにサッシが付くので昔のやり方と比べると何倍も手間がかかります。 ![]() ![]()
外壁下地および耐力壁となる構造用合板を張ってゆきます。
![]() 窓を取り付ける下地枠を作り、合板を張ってゆきますが、これは耐力壁ともなりますので釘の種類・長さ・太さ・打つピッチなども細かく規定されています。それに準じて取り付けてゆきます。 専用釘を使い、決して普通の釘で打ったりしてはいけません。 ![]() 屋根と壁の取り合い部分や天窓上部の雨や雪がたまらないようにするジャンプ台などを収めてゆきます。 ![]() ![]()
屋根を葺きました。
昨日まで3日つづいた雨降りで、吹き込んだ雨により梁上に張った合板に水がたまった部分がありました。傷んだものやあやしい部分に関しては新しいものに張り替えました。 ![]() 断熱材の重さだけなので薄いものでも十分(大手メーカーの断熱パネルなどでは3ミリから5ミリほどの板を使っていたりします)なのですが、9ミリ合板ですから4辺を釘打ちすると人が乗っても大丈夫なくらい丈夫になります。 ![]() ガルバリウム鋼板を葺いてゆきます。 これはトタンにアルミ55%の合金層をメッキしたもので昔のトタン板とは耐久性がまるで違います。継ぎ目のない1枚ものの長尺板を重ね合わせて葺いてゆきます。 ![]() ![]() ロールになった鋼板を現場でこのこような機械で絞りながら加工してゆきます。 ![]() ![]()
細かいところの逃工事や雑処理を進めます。
![]() セットしておいたホールダウン金物を締め付け ![]() 水道管やスラブ暖房の温水配管のヘッダー処理をおこない ![]() 床束の高さを調整したうえで固定。 ![]() 屋根と壁下地との取り合い部分を収めます。外壁下地のOSB合板の上から断熱材を張り、防水シートを張ります。 ![]() 構造検査がありますのでその前に構造補強金物などがちゃんと取り付けられているか確認します。 ![]() 樹脂サッシも入荷しました。 以前は樹脂サッシはアルミサッシに比べてかなり割高なものだったのですが、うまく選択することによってそれほど高くなく使えるようになった製品です。 性能はアルミサッシなどと比べるとずっとよく結露などの心配も激減しています。 熱反射コーティングガラスやアルゴンガス封入なども標準的になりました。
屋根下地工事に入ります。
![]() 垂木軒先などは風に吹き上げられる場所なので釘打だけではなく金物を使って補強します。 ![]() 屋根下にも合板を張りますので小屋組みが動かないように固定する雲筋違や小屋束も昔ながらの方法では梁につなぎとめることができません。そこで柱を固定する金具などをつかいガッチリ固定します。 ![]() 小屋組みが完成しました。 ![]() あまりご覧になったことがないかもしれませんが床下に設置する穴あき塩ビ管です。 これはファンをつかって床下の空気を循環させるための措置です。 ![]() 梁同士が抜けたりしないように各所を金具で固定します。 昔ながらのホゾやアリ、カマなどの継ぎ手加工だけでは大地震時には強度的に不十分なようです。 ![]() 天窓を取り付けました。天窓上部に雨水などがたまらないようにジャンプ台なども作らなくてはなりません。 ![]() 梁に饅頭のようなものがくっついているのはボルト穴にウレタンフォームを注入した部分です。 後で出っ張りは切り落としますが、ボルトの金属から冷えが伝わり結露などを起こさないようにするためです。 建物内部も断熱材を吹き付けますのであまり心配はないのですがこれも念のための措置です。 ![]() 野地板を張り・・・ ![]() 防水ルーフィングシートを張りました。 ![]() 屋根下はこのようになっています。 屋根裏部屋やロフトなどを作る場合は屋根面で断熱しますが今回は天井がフラットですからこの合板の下で吹き付け断熱をおこない、さらにこの合板の上に断熱材を敷きこむという2重の断熱になっています。
本日上棟です。
昨日仮筋違を打っておいた1階の間直しからです。 柱の垂直を確かめながらひずみがあればワイヤーでひっぱって直した後動かないように仮筋違で固定。 ![]() 土台にオダンゴ状に出っ張っているのは土台を固定しているボルト穴をウレタンフォームで埋めたところです。 すっかり外部を囲ってしまうまでに若干時間がかかるので雨がかかってもそこからしみ込まないようにするのとボルトの金属を伝わる熱でそこに結露がおこらないようにするためで、土台だけではなく梁などの外周部ボルト穴もすべてこのようにウレタン注入してヒートブリッジを作らないようにしています。 ![]() 2階の床に24ミリの下地合板を張ってしまいます。作業性が各段によくなるのと安全対策のため、そして床自体が大きな一枚の板として構成されるので建物の強度が格段にあがります。 施工会社によっては「キューブ構造」などといって宣伝していたりもするようですが専門的には剛床という構造要素として昔からある方法です。 ![]() 2階の柱、梁を組み上げて・・・ 梁が細かく構成されているのがお分かりだと思います。 最大1.8x0.9m間隔に梁がかけられており、上にちょうど合板が並べられるサイズになっています。 この合板の4辺を止めつけますので水平面がねじれることなく剛床となります。 ![]() 小屋組みをつくり上棟完了です。 床だけではなく屋根下の梁上にも合板が張られていることがおわかりだと思います。 従来の工法では隅に火打ち梁という斜め材が水平に入っているのですが、これは実は水平面の補強にはあまり効かないのです。 さらにこの屋根下の合板は別な意味もあるのですが・・・ ![]()
いよいよ土台敷きです。出来上がったコンクリート基礎の上に土台を敷きこむための墨を出してゆきます。
![]() この際、基礎断熱の上端にはシロアリが突破できないよう専用のシートをかぶせます。 北東北ではシロアリ対策は義務付けられていませんが最近はこの基礎断熱のスタイロフォームの中を通ってシロアリが進入してくるケースが報告されていますので念のためです。防蟻材入りの断熱材などもあります値段が3倍以上することや人へのホウ酸の影響などもいわれていますのでこうした手法をとります。 ![]() 土台にアンカーボルトの位置のしるしをつけ、穴を開けます。 土台の下に隙間が出来ないように気密パッキンを張った上で青森ヒバの土台をすえつけます。 青森ヒバは耐久性も高く唯一ヒノキチオールを含んでいる材種なのでシロアリ除けにもなります。 ![]() 構造材や補足材の受け入れをします。 ![]() 1階を建ててゆきます。 ![]() 住宅地の中なので静かな電動クレーンを使用します。ラフターなどの一般的なクレーンと比べて比較的狭い場所でも設置できるので助かります。 ![]() ![]() ホールダウン金物なども配置しておきます。 ![]() ![]() 今回はNCマシンによるプレカット構造材です。 手で加工するのと比べると一長一短ですがコストが安いことが第一です。 プレカットといえども精度はその工場にゆだねられておりよく「プレカットだから高精度」という宣伝をする会社がありますが、機械をランニングする上でスリップしたり、セット誤差があったり、加工にはやはり職人技が要求されます。 工場も選ばなくてはなりません。 ![]() 1階が立ち上がりました。 間直しとよばれる縦横のひずみを修整して仮すじかいで固定して完了です。
昨日温水配管した床下にコンクリートを打ちました。
また、建物周囲に砕石をしいて泥が跳ね上がらないようにします。 ![]() 予定の厚さ(12~15センチ)になるまでコンクリートを流し木ゴテでしあげてゆきます。 防湿シートとこのコンクリートで床下地面からの湿気がほぼ完全に止まります。床下へのシロアリの侵入も防げますし作業効率も上がります。 ![]() ![]() 温水がこの床下のコンクリートを暖めることになります。 10㎥以上のコンクリートの熱容量は膨大で、床下一面を均一に暖めるので温度差が非常に小さくなります。 同様のスラブ暖房をやっている他社さんもありますがほとんどは電気ヒーターを埋め込んだものです。 なぜ温水なのかというと、電気ヒーターは燃料は電気だけですが、温水は水(この場合は不凍液ですが)を暖めることができれば燃料は電気でも石油でもヒートポンプでも何でもいいからです。 今はコスト的に電気ボイラーを使っていたとしても将来ヒートポンプにも変える事ができますし太陽温水器なども使えそうですし可能性が広がります。 長い年月の間にはエネルギー供給がどうなるかわかりませんし・・・
今日は配管工事です。
![]() スラブ暖房のための温水回路を配置しました。 これは土間コンクリートの中に埋め込まれるもので、土間コン全体を低温の温水で暖めます。 床下が暖かくなるので家全体にその暖かさが回ります。 床板だけを直接熱する床暖房とは違います。 ![]() 使っているパイプは架橋ポリエチレン管ですが、フレキシブルで耐圧性、耐久性も十分あり現在では上水道工事などでも金属管ではなくこれに切り替わってきました。 つなぎ目などもなく一本で配管しますのでつなぎ目からの漏水の心配がありません。 また、接続工事費も安くなります。 ![]() ![]() 前もって埋め込んであったサヤ管の中に上水道管や温水管を通します。こうしておけばあとから抜き差しができますのでメンテナンスのための交換なども可能になります。 ![]() 水道の外回り配管なども同時に掘削して埋め込みました。 ![]() 土間コンクリートを打つ準備です。 砕石をしきこんで突き固め、防湿シートを敷き込みます。 さらにワイヤーメッシュを敷いてコンクリートを流し込みますが、これはべた基礎の耐圧板ではありませんので基礎の強度には直接関係がありません。 しかし、布基礎に鉄筋を差し込んで連結することによって実際にはかなりこの土間コンも負荷に対して効果を発揮するようになります。 以前鉄骨造の建物が不同沈下した物件で巾60センチの土間コンを沿え打ちしたことで沈下が止まったことがありました。 本格的なスラブとしてはみることができませんがバカにしたものでもないようです。 また、防湿効果も高く、ピンコロと呼ばれるわずか20センチ角の束石に床束を立てることと比較すれば直接この土間スラブに束を立てたほうが強度的にもはるかに丈夫です。 ![]() 基礎の周囲にオリジナル工法のベント断熱を施し土を埋め戻してあります。 ![]() コンクリートを打つときはこの網はスペーサで浮かせますが明日はこれに温水配管を取り付けますのでこのままにします。 ![]() フェンスの本体の取り付けも完了しました。 ![]() 脱枠しました。 コンクリートの打ちあがり状態も悪くありません。 生コン打ち込みの時に十分に振動をあたえておかないとセメントが砂利の隙間や鉄筋の隙間にまわらずジャンカと呼ばれる穴が出来てしまうのですがそういったこともなし。 天端にながしたセルフレベラーの状態もOKです。 ![]() 次は内部の土間にコンクリートを打つための下地床をつくります。 土を埋め戻し、砕石を入れ、十分に突き固めます。 ![]() 配管のためのサヤ管や排水管なども問題なし。 ![]() アンカーボルトの天端からの長さや位置などもOKです。 基礎外側の断熱材は後から基礎天端に合わせてカットすることになります。建物が建ってからこの断熱材に連続する形で外張り断熱を施しますが、その前にいくつか処理をしておかなくてはなりません。 ![]() いよいよ布基礎縦部分のコンクリート打ちにかかります。 やり方丁張りの正確な位置にあわせ型枠を設置したあと、さらに対角線の長さや総長さなどを確認し動かないように固定します。 次にレーザーレベルをつかって基礎の天端高さに型枠の内側にしるしを付けてゆきます。 型枠が鉄板でできていますので、磁石をくっつけたりガムテープなどを張りつけたりして、「ここまでコンクリートを流す」というしるしをつけるわけです。 ![]() あらかじめ鉄筋の正確な位置に土台を止めるためのアンカーボルトをセットしてゆきます。 型枠の中に入っている緑の板は断熱材のスタイロフォームです。基礎断熱と呼ばれる工法で、従来の床下に風を通すための換気口はありません。床下も室内と同じ環境と考える工法です。 ![]() 地震の際に大きな引き抜き力がかかる部分にはそれに耐えることの出来る太いボルトを埋め込みます。これは土台をしめつけるのではなく、直接柱をコンクリートに固定するよう、太く長いものです。 柱の表面から30ミリの位置にセットします。 ![]() コンクリートを送り出すポンプ車と生コンミキサー車をつかってコンクリートを打設しますが、片脇からバイブレーターで狭い隙間までコンクリートが流れ込むように振動を与えながら打ち込みます。 道幅がせまいため大型のミキサー車がはいれず、ちょっとだけ割高になるのですが4t積みのミキサー車になりました。 ![]() その後、上端をコテで大まかに均した後、セルフレベラーというトロトロになったセメントがひとりでに平に仕上がってくれるものを流して終わりです。 シートをかけて硬化するまで養生期間に入ります。 気温が4度以下になる場合は寒中コンクリートということでコンクリートの配合や、養生の断熱マットなどにも気を使いますがさすが4月ということでかなり暖かいですね。 夜間も凍結する心配がなくなっていますので問題ないでしょう。
鉄筋が組みあがりました。
![]() 水道やガス管などが引き込まれる必要な部分にボイド管とよばれる厚紙でできたスリーブをセットしてゆきます。あとからコンクリート基礎に穴をあけるのは鉄筋をきってしまったりすることがあるのでさけなければなりません。 検査機関による鉄筋検査もありました。要所要所をチェックし写真を撮ってゆきます。 問診もあり基礎断熱の工法のことなども念入りに聞かれますが、とくに問題もなく合格となりました。 ![]() 鉄筋のコーナー部分や点検孔となる切り欠き部分などの補強についてもチェックしてゆきます。 ![]() 最近はべた基礎が多いのですが、今回は布基礎です。 どちらがいいということはケースバイケースですので言い切れません。特に今回は地下8mの支持地盤まで柱状に38本の地盤改良していますのでべた基礎よりよほど丈夫です。 ![]() 出来上がった外構の基礎のうえに化粧ブロックを積んでゆきます。 敷地の境界線の目印になるものなので、境界線から1センチ後退した線にきっちりあわせました。 ブロックの天端は笠木ブロックでもいいのですが、土留め兼用の低いものなので費用を抑えるため左官仕上げとしています。 ![]() 境界のマークを保存して横からもちゃんと確認できるようにした部分。 ![]() フェンスを立てる部分はフェンスの柱を立ててから仕上げます。 ![]() 建物本体の基礎工事は地盤改良した地中柱の天端に合わせて捨てコンクリートを流しておきます。 このうえに布基礎を設置してゆくための位置を墨で書いてゆきます。 鉄筋のかぶり厚さを十分に取ることと、施工精度をあげるためにできるだけやっておきたい部分です。 ![]() 内部に塩ビ管が建っていますが、水道管のためのサヤ管です。 内部にコンクリート土間を打ちますのでただ単に水道管を引き込んで埋め込んだのではなにかトラブルがあったときに対応できません。 そこでパイプを埋め込んでおき、その中に水道管を通すことであとから自由に交換なども出来るようにしておきます。 水道管などの設備は永久にもつものではありません。20年、30年先のことも考えておかなくてはならないということでしょう。 ![]() ![]() ![]() 外構の基礎が打ち終わりましたのでいよいよ建物本体のやり方をだします。 やり方というのは建物の外周に沿って水平線と建物の正確な位置をだすための丁張りを設置することです。 杭をうって、レーザーレベルを見ながら水平に板を打ち付けます。 これに正確な位置のしるしを付けてゆくのですが・・・ これは大がね巻尺という特殊な巻尺です。 2本のステンレスのテープが同じ長さだけ出たり入ったりする構造になっています。 これを向かい合う丁張りの真ん中らへんに釘をうって2本をそれぞれ引っ掛け、ずーっと伸ばしてゆくと2等辺三角形ができます。その頂点を交差する丁張りの板にしるしをつけると、大きな直角線がでるというわけです。 これで、基準となる(一般的には道路境界線)線と平行な線とそれに直角な線をだし、離れ距離をだしてゆけば建物の大きな外郭をだすことができます。 さらに念のために対角線の長さを比較して、同じ長さであれば正確な4角形であるということが確認できます。 ![]() ![]() 写真ではちょっと見えにくいのですが、杭の頭に釘を刺しているのがわかるでしょうか? 昔は杭の頭を斜めに切っておいて、だれかいたずらして叩いて杭を沈めたりしたときに先がつぶれるのでそれが判るようにしたりしました。 その簡易版ですが、釘を打っておけば誰かいたずらすると釘が沈んでしまいますのでいたずらが発見できるようにしてあるのです。 ![]() 現在ではレーザーによる位置だし機械やトランシット、トータルステーションなどの測量機械も使えますが単純確実なこの方法が良いようです。
|